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ボルドー
注がれたバカラは私

ソムリエのように舌先でころがして

あふれる蜜と混ぜて啜ったのはあなた

襞が憶えた味の色
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by lunaparco | 2006-02-15 23:50 | noCtuRne

夜の雨に濡れながら

潮の香りをきいていると

雲に隠れて見えないあなたを想う


月影のない海原は

休息の褥・・・
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by lunaparco | 2006-02-15 23:10 | mIssiNg
砂時計
さらさらと

ふたりの時が堕ちてゆく

丁寧に絡みあい

ひと粒ひと粒を愛しむ

たとえ逆さまにしても

はじまりに戻ることはできないのだから
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by lunaparco | 2006-02-15 09:44 | mIssiNg
今夜は
零れ落ちそうなほどに

月の晄が淡墨にとけて

惜しみなく想いを放つ


彼方から

あなたの匂いを連れてくる

溢れるほどに
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by lunaparco | 2006-02-14 21:40 | mIssiNg
開花
いつものところで・・・

簡潔なメッセージが躰の奥にまで届くと

蕾が脈を得て綻びはじめる

まるで自分を焦らすように

そして二人の夜のために

月明かりが煌煌と照らす夜

前戯はもうはじまっている
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by lunaparco | 2006-02-14 00:13 | noCtuRne
熟成
料理の味が美味しく沁みるのは

煮込むときより冷めるとき・・・

ふたりの交わりもそれに似て

熱さと冷却をくり返すうちに

躰にお互いの味が沁みる

熱い時よりも静かなときに

よりあなたを想うから
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by lunaparco | 2006-02-13 23:54 | mIssiNg
Full moon
想い出をふるいにかけて
綺麗なものだけを残したい
たとえガラス細工のような飾り物でも
月の光を浴びて輝ける

まだ 零れおちたカケラたちを
丁寧に集めては眺めてしまう
だからそんな私も
一緒に捨ててしまいたい
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by lunaparco | 2006-02-13 00:31 | mIssiNg
砂の絆

薄められた愛が寄せてはかえすのは

あしもとが心もとなくてせつなく躰が揺らぐ

砂の城のように脆く崩れてゆく絆は

跡形もなく 何もなかったように

白い波にのまれて消えてしまう方がよい
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by lunaparco | 2006-02-12 00:30 | mIssiNg
暖炉

陽炎のような焔(ほのお)をみつめていると

燃え上がるような心はもう欲しくないと思う

パチパチと爆ぜる紅い小さな火の玉

ときどきそんな風に

瞬間に燃えて尽きるような

恋の焔(ほむら)は 朽ちるのではなくて

泡沫(うたかた)に
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by lunaparco | 2006-02-11 19:05 | mIssiNg
棘の花

触れれば切れそうな月が 雨に滲むと

乾いた心が うるんでゆく

爪を磨ぐのはやめて 心の棘を蒔く

夜が明けて 静謐な空に月が白むころ

その裏側にはきっと 怜悧な花が咲く
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by lunaparco | 2006-02-09 00:57 | mIssiNg



もっと愛して 深く愛して...
by lunaparco
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